森口 美由紀(もりぐち・みゆき)

仕事:
GEエジソン生命で広報を担当してます。
サバイバルゲームを 繰り広げる生保業界で、ハードな日々を過ごしております。(こんなに真面目にビジ ネスに邁進しているのに、黒船とか言われて悲しいです。)
法政大学大学院で学んだこと(学んでいること):
ただ今学び中ですが、「勉強すること」「勉強する姿勢」というのが一番大きいです。「やらされる」とか「やらなくてはならない」のではなく、自分の意思で勉強する、ということは、実は滅多にない貴重な経験だと 思っています。
法政大学大学院に入ろう思った理由:
優等生的発言ではないのですが、実はアメリカでMBAを取りたかったのですが、貧乏生活をしたくないので日本で夜間大学院に行こうと思って探した中で、マーケティングが一番充実しているように思えたので。
募集を知ったのが試験の3週間ぐらい前で、急遽願書と研究計画書(と当時は自分で思っていたもの)を作成しました。今思えば、失業中だったのでそんな荒業もできた のだと思います。
法政大学大学院について:
最初の印象は、とにかく「アカデミック」!
修士論文がどういうものか、全く想像もしていませんでしたし、早くも1年生後半から論文で悩 むことになろうとは予想していませんでした。
そんな日々の中で学んだのは、大学院と学部の違いかもしれませんが、暗記したり理解することよりも、自分で知りたいことを知り、知るために考え、努力する、ということです。時間が無い中で学ぶのは大変ですが、自分で選んだことなので、何とか全うしようと意思だけは強く持っていま す。
今後、何をしたいか:
論文のテーマ(サービス品質とEmployee Satisfactionの相関関係)に自分でもはまってきたので、研究を続けたいなあ、と思っています。パートタイムですが。Workaholicなので、気を付けないとちっとも研究が進まなくなってしまうのですが。
法政大学大学院を目指す人に:
学校によってカラーがあると思うのですが、法政は、学生を「染めない」学校ではないかと思います。
学校とか授業のカラーが強いと、ややもすると学生は自分をその中に埋没させてしまうことがあると思うのですが、法政ではそのようなことは起こらないと思います。
ただ学校任せにできない分、修士論文では随分悩まされると思います。自分の本当の興味を見つけるのって、かなり大変ですから。

中央大学名誉教授。事業構想大学大学院客員教授、BBT大学院客員教授。日本マーケティング学会会長、日本消費者行動研究学会会長などを歴任。田中洋教授オフィシャルサイト Marketing, Brand, Advertising