田中 ニ三夫(たなか・ふみお)

仕事:
J.W.トンプソン・ジャパンという広告会社の廊下を行ったり来たりしています、ハイ。
法政大学大学院で学んだこと:
(1)声質がプレゼンテーションの成否に大きな影響を与えること(驚)。
(2) 魅力的な渋い低音ヴォィスだと、とてもすてきなお嫁さんがもらえること(羨)。 [例:NTT-Xの大谷さん]
法政大学大学院に入ろう思った理由:
お金があまっていたから(ウソ)。
法政大学大学院について:
私にとっては、とても素晴らしい場所でした。田中先生との出会いを始め、多くの素晴らしい友人たちと巡り会えたことは、私にとって、とても大きな財産となりました(嬉)。
今後、何をしたいか:
たくさんお金を稼いで別荘をゲット!別荘を後輩のため、ゼミ合宿開催場所として提供したい(涙)。
法政大学大学院を目指す人に:
学びたいことがはっきりしている人は、入学に向かってGO!
何となくという人は、はっきりさせてからの入学をお勧めいたします。決して少額とはいえない、いくばくかの授業料を支払うわけですから・・・(マジ)

修士論文

「バナー広告のビジュアルクリエイティブにおける広告効果研究」

サマリー(論文要旨):
本研究の目的は、成長著しいインターネット広告において、これまであまり研究対象とされなかった、バナー広告における広告表現、特にビジュアルクリエイティブに着目し、効果 的で有効な広告表現手法を検証することにある。
その研究手法としては、検証するための実験を実施。広告メッセージは同一だが、ビジュアルクリエイティブの異なる3つのバナー広告を制作。実際の広告媒体に掲出して、クリック率、レンポンス率(キャンペーン応募率)、ホームページリンクトラフィック率を指標として、その広告効果 の差異を測定した。
実験の結果、ビジュアライズされた派手な目を引くバナー広告よりも、文字のみの地味なあまり目立たないバナー広告の方が、クリック率、レスポンス率(キャンペーン応募率)の2つの広告効果 測定指標において、広告効果高いという興味深い結果が得られた。
上記、実験結果から、インターネット広告においては、従来のマスメディア広告とは、異なる広告クリエイティブ手法開発の必要性が示唆されたものと考えられる。

中央大学名誉教授。事業構想大学大学院客員教授、BBT大学院客員教授。日本マーケティング学会会長、日本消費者行動研究学会会長などを歴任。田中洋教授オフィシャルサイト Marketing, Brand, Advertising