2015年3月に中央経済社より「消費者行動論 (【ベーシック+】)」が刊行されました。

消費者を知ることはマーケティング活動の基本です。消費者ニーズ、買い物行動、購買意思決定、態度、知覚、感情などの基本的な概念に加えて、幸福や贅沢、コンシューマーインサイト、コ・クリエーション、オンライン消費者行動、解釈学的アプローチなども解説します。
[目次]
第1部 基礎(消費とは何か
消費者ニーズ
買い物行動
購買意思決定
態度
知覚
記憶
知識
感情)
第2部 応用(自己と他者(所有・信頼・価値
幸福・フロー体験・本物)
消費者文化(解釈学的アプローチ
神聖消費・贈り物・贅沢)
マクロ視点からの消費
企業と消費者)
2015年3月2発売
発行日:2015-03-20
A5判/272頁
ISBN:978-4-502-12651-2
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「マーケティングの新次元を求めて」と題した新連載がはじまりました。
マーケティング・ブランド論のエキスパートである田中教授による寄稿連載がスタート!初回はマーケティングの変遷と、デジタルがもたらした“民主化”の意味について紐解きます。
記念すべき第一回目は「マーケティングの”民主化”」をテーマに取り上げております。
前回の情報過多 information overloadに引き続き、今回はブランド力の源泉 Sources of Brand Powerについて、田中先生が解説されております。
2014年に発刊された『ブランド戦略全書』(有斐閣)で、筆者(田中)は「ブランドの歴史」という章を執筆しました。そこではブランドの歴史を5つの段階に分けて考察しました。5つの段階とは、1)前史ブランド、2)原ブランド、3)前近代ブランド、4)近代ブランド、5)現代ブランド、の5つです。ここではこの区分を詳しく説明する紙幅がありませんが、ここから得られる示唆について書いてみましょう。・・・
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前回のマーケティングオートメーション marketing automationに引き続き、今回は情報過多 information overloadについて、田中先生が解説されております。
現代は供給される情報量が過剰である、情報過多、情報爆発の時代であるとよく指摘されます。流通する情報量が多すぎて、処理しきれない、あるいは、どれが正しい情報かわからないので困る、と言った具合です。本当にそうなのでしょうか。また、もしそうだとしたらマーケターはどうすればよいのでしょうか。。・・・
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中央大学名誉教授。事業構想大学大学院客員教授、BBT大学院客員教授。日本マーケティング学会会長、日本消費者行動研究学会会長などを歴任。田中洋教授オフィシャルサイト Marketing, Brand, Advertising