SPACE-毎日新聞社広告局「マーケティングのキーコンセプト」が更新されました。
第一回の「インサイト」に続き、今回は「イノベーター」について田中先生が解説されています。
一部抜粋
■イノベーターってどんな人?
ターゲットを決めるとき、「イノベーター」「インフルエンサー」「オピニオンリーダー」などの言い方がマーケターの口の端に上るときがあります。革新者、影響者、主導者・・・どれもその人にメッセージを届けておけば、他の人にも広がるであろうことが期待されているようです。「イノベーターにターゲットして、そこからブームを起そう」とか、「インフルエンサーを軸にして口コミを活性化しよう」などの提案が今日もどこかでなされているようにも思えます。そしてそうした元気の良い提案には誰も反対できないようにみえます。
マーケターは常に効率のよいコミュニケーションを求めているわけですが、このようなキーワードでマーケターは果たして自分が欲している戦略をうまく語っているといえるのでしょうか。もしかして「プラスチックワード」(見かけだけよくて中身の無い言葉)を発するだけで終わっていないでしょうか。
今回は「イノベーター」(革新者)という用語を取り上げてみましょう。イノベーターというコトバからどのような人物像が想像されるでしょうか?
「カッコよくておしゃれな人」
「アタマがよく時代を先取りする人」
「先進的でファッショナブルな人」
こうした想像は本当なのでしょうか。イノベーターとはどのような人なのでしょうか。
引用:SPACE – 毎日新聞社広告局
マーケティングのキーコンセプト#2イノベーター